歌詞紹介

いのり
【いのり】

詞/曲 林隆介&黒田浩平

灰になり 燃え尽き 土の下に宿る涙 踏まれながら それだけが あの日を知っている

歴史は この時代に 写しだされたのか それとも 僕達が 過去から目を背けた

星条旗が 腕を組み 下げすんだ目で笑う 戦争さえも 文化だと 変わり果ててくのかい

焼け跡から 立ち昇る 戦後の思いだけじゃ 平和だと 象徴の鳩さえ空も飛べない


北の空へ 奪われた痛み それも消えない 忘れることはない
美しい程の あなたの 愛に 「大丈夫だ」っていえるのかな


もう二度と繰り返えされぬように 僕らは歌うよ
あの日の願い あの人の思い 無駄にしない 無駄にしちゃいけない
愛すべき君の小さな肩を 抱きしめるから
怖がらないで 震えないで またそんな国へ変わった


片道の燃料で 守る若き大和の船 桜舞散る
春の日の たもとに咲く 特攻花

夕暮れに 丘に立ち 想い描く母の笑顔 「死二方用意」 ふるさとを 無償の愛で包む

大空へ 風化された 平和の鐘の音は 広島と 長崎が 生んだ悲しみの約束

優しさや思いやりを 鼻で笑う こんな国を つくる為 あの尊き 数多の命が消えた


被害者 加害者 だらけの貧しい 心を壁に飾る
南の島へ踏み入れた 足跡 波さえ 消せは しなかった


もう二度と繰り返されぬ為に 僕らは誓うよ
絡めた小指 「お前が好きだ…」 大切にして 今を誇れるように

人の弱さを 自惚れた心で 引き上げる僕ら

いつからだろう 本当のことを いえないそんな自分になったのは

怖がらないで… 震えないで… またそんな國へ変わった



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Y

これは歌詞に託された想いが大好きな歌です

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