2/5ページ目 「あ…明!?ど、どうしたんだ?」 光は驚いて、明に駆け寄った。 すると、明はガシッと光の首に手を回したと思うと、勢いよく光に抱きついた。 「私だって〜宙に……大切にされたいわよ〜〜〜〜っ!!」 光はまるで子供のように泣き叫ぶ明に再び驚いたが、それを受け止めるように優しく、ポンと明の頭を撫でた。 「こんな所にいたら風邪引くぞ…。家に帰ろう」 「……いやよ…」 「な"っ!!」 光は、明が素直に言うことを聞いてくれなかったことが予想外で、何をすればいいのかわからず、固まった。 「バカ宙になんて…会いたくない!」 酒の影響か、悔し泣きに泣く明。 「弱ったなあ……おっ!」 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
[編集] |