1/6ページ目 「小狼!」 「わっ」 突然サクラは小狼に抱きついた。 「サクラ!?いきなりどうした?」 食器を洗っていた小狼は抱きつかれた反動で食器を落としそうになった。が、すかさず小狼をそれを捕らえた。 「あ…ごめんなさい!いきなり抱きついたりして……」 サクラは顔を真っ赤にしながら、ペコペコと頭を上げたり下げたりした。 「いや、平気だ。食器も…ほら、平気だし」 小狼はにっこり笑うと、サクラも安心して微笑んだ。 「小狼!今日はどこか行かない?」 「ん?良いよ。どこに行きたいんだ?」 洗った食器たちをタオルで拭きながら、ちらっと横目でサクラをみる。 「うーんと……秘密!」 「秘密か、わかった」 「じゃあ、準備してくるね♪」 そう言って、サクラは台所から元気に飛び出していった。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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