3/6ページ目 小狼はさびしそうな瞳でサクラを見つめ、ぎゅっとサクラの腕を握った。 「私、どんな時も…ずっと小狼についていくよ」 サクラは顔を上げて、涙を流しながら言った。 「サクラ…」 そう言って小狼はぎゅっと強く強くサクラを抱きしめた。 「小狼、苦し…よ」 「離さない…離したくない」 「しゃお…」 「サクラ」 「ん。それじゃあ行こう!」 サクラはグイッと小狼の胸板を押すと、小狼はそれを受け入れるように、力を抜いてサクラを解放した。 「もしかして、あそこに行くのか?」 小狼はなんとなく察していた。 「うん!」 2人は手を繋いで、ある場所へ向かった。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
[編集] |