作品集【小説】

休日の気まぐれ 【無幻童】 ギルティギア‡ソルカイの短編です。腐より。
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今日は休日。
初めてDVDというものを見ている。
彼の借りてきたお勧めのDVDを。
…しかし…



「    」


女性の淫らな姿…

「っ…ソ…ソル!!?も、これっ…とめてくださいっ!!」

「んでだょ…唯のAVだろが?」
男なら誰でもみてる。と音量を上げられる。

「っやー!!っあーあーあー」
耳まで赤く染めて瞳に涙を浮かべて両手で耳を強く塞ぐ。

「んっとに…何時もこれと同じ事やってるじゃねぇかよ…」
ソファーの上で丸まる少年の腰を抱き寄せる。

「っあ…や…ソル…」

ピクリと肩を震わせて不安そうに男を見上げる。
その顔は…

「カイ…物欲しそうな顔…」

「っち、ちがっォ…ぁ…」
抱え込んだ両膝の間に顔を伏せる。

「…ふぅん…」

少年の反応を興味なさげに、抱いていた細い腰から手を離す。

「え…ぁ………」


こんな時位、自分から催促すればいいと。


「………」

沈黙も悪くない。

「………っ…ソルの…バカぁ…」

沈黙を破ったのは震える子供。

今日位は自分から欲せばいい。



「っ…ど…すればいいのさぁ…っぁ…ふぅ…ん…」
鑑賞していたDVDのせいなのか、カイのズボンの前が窮屈になっていた。

「どうして欲しい?」
テレビの画面から、発情している子供の体に視線を向ける。

「っ…ん…ソル…ぅ〜…」

欲せばいい。

情欲に潤んだ瞳が自分を見つめる。

「ソ…っソル…」

隣に座る男の逞しい腕に、縋るようにしがみついてくる。

「あぁ?」

まだ、見るだけ。
触ってもらえないもどかしさに苦しむ子供が可愛くてしょうがない。


DVDの再生時間が半分位になった時だ…
カイの我慢の限界


「っソル…ゔぅー…」

唸りながら火照った体を男の腕に擦りつけてくる。

「ん?」

「っ…ソルの…意地悪っ!!………」

「!?」

震えながら抱き付いてくる小さな体が熱い。

首に熱く甘い吐息。

しかし

甘すぎるのも…毒。

「っ…」

背筋にゾクリと、理性を崩すような、何かが走り抜けた。


「ソ……っ…も、ソルが…」

『…欲しい…』

耳許で甘い吐息が自分を欲する声。

この子供を独占している。

優越感。

待った甲斐があった。

「…よくできました」

「っ子供、扱いしないで…下さい…っソル…」

子供扱いなど、していない。
できない。
自分をこんな風に欲情させる子供を自分は知らない。
妖艶な雰囲気を持つ子供を自分は知らない。

「…どんな風に……して欲しい?…」

低い声で囁けば更に熱くなる小さな体。

「どっ!?…な、風とか…言うの…」

「言わないとずっとこのままだぜ?」

少し意地悪。

「っぇ…う…ひゃう!?」

耳に音をたててキスをすれば…

「い、いっぱい…触って…!!」

思いのまま。


この時ばかりは不適な笑みを洩らさずにはいられなかった。


「っソルの助平っ!!」



何と言われようと、催促されたものは…

「覚悟しろよ…」

与えるつもり……−−−−






あとがき

短編ですね。
はい。この後悪漢に泣くまで可愛がられたカイちょんでした。

おねだりカイちょんを書きたかっただけですォ駄文失礼しましたーっ!!
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