2/7ページ目 雪が降っているにも関わらず、外からは子供達の元気な声が聞こえてくる。 その声に起こされる。 元気過ぎる子供の声にうっとうしさすら感じる。 「……ん…ん?」 目を覚ますが、愛しい人は腕の中にはいない。少し前の記憶では、逃げられた。 窓から差し込む暖かい陽の光を浴びて、煙草に火をつけようとした時だ。 … 「ソル!!あなた、いつまで寝てるんですか!!?人のベッド…でっ…///っ…ちょ…服を、着なさいっ!」 カイは顔を真っ赤にして俯く。 ベッドの上には煙草を吸おうとして起き上がった、男の逞しい上半身。 「…ぁあ??…」 不思議そうな声をあげる男に対してカイは、シャツ位羽織ってくださいっ、と手に持っていた服を投げつけた。 「んだよ…上半身位で……凄いの見せてやろうか?」 悪戯な笑みを浮かべて男が立ち上がる。 「!?なっ…こっちくんな!変態ソル!!」 ドアを激しく閉めて、また逃げて行った。 「…んだょ…」 まぢで、面白い。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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