狗のように待って、星屑のように散って、儚い何て言葉も知ることの無いまま、宇宙へと姿を蒸発させて逝く。 どこからともなく湧き溢れ出した水源。どこえともなく流れていき、瞬く間に宇宙へと蒸発(きえ)て逝く…まだしらない。言葉など… 受け止めた筈のお菓子も、両手をすり抜け何億万もの階段の足下へ堕ちていき、自分の見えない所で誰かを殺した小さな飴玉。…もう知った?嘘吐きの言葉… 『…La…LaLaLa…』嘘吐きの吐く真実の理想。 吐き出すのは熱い息。言葉にするのは簡単。嘘吐きの吐く小さな飴玉。 宇宙へと吐き出す白い息。 目のないカレは詭弁な嘘吐き。 脚のない自分は詭弁な嘘吐きの虜。 ……狗のように待って、熱い吐息を被り、火傷した両手を広げ、受け止めたと思い込んだ飴玉は誰かを殺した。 …知っていた、嘘吐きの言葉…嘘吐きの吐く真実は嘘な訳がなく、嘘吐きの吐く嘘は嘘な訳がない…つまりは、嘘吐きの真実の言葉を待ち宇宙へと逝(き)えた僕は虚言の為に生きていた。 知った言葉……。 …嘘吐き… …アイシテイル… [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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